2018/07/26 むしろこれ私の〜
 HPが、個人の活動記録なんじゃないか、って最近思います!
 別に他の作品もやってますよ〜。

 書影とかね、HP用のアイコンとかね、そんなのくれる出版社は無いので。
 たぶん作家さんもそうだと思います。
 サイトやSNSなどで丁度いいサイズのjpeg画像とか、そういうのもらえないですよね?
 だから自分で撮るしかないというか…。
 (出版社も自社のHPに宣伝用素材としてそういうの作るんだから流用でくれればいいのに…)

 さて、今回は…暑いですね。
 私個人はクーラーと相性が悪いので、会社・電車では寒さすら感じますが、日中に外出したり自宅に帰ると、この酷暑を痛感します。

 「昔より暑くなってね?」
 毎年毎年そんなことを思ってる気がしましたが、科学的な根拠があるみたいですね。
 そんなデータを見ながら「100年前よりは確実に気温が上がっている」との一文に、あぁやっぱり気のせいか、と思わざるをえませんでした。
 個人の体感は案外テキトーなものです。
 ただ現実問題として、体調に影響を及ぼすレベルの気温であることは間違いないので、あまり油断しないようにしていきたいですね。

 では、また次の更新まで。
2018/03/20 考えがまとまらない時の話
 ネームが書けない!

 という問題は、しばしばよく起こります。
 〆切りに向けて予想以上に時間を使ってしまうが、最終的には間に合い納品できる、というのは今回除外です。

 もっと根本的に、まったく手が進まない、満足できるものが描けない、構図もストーリーも思い浮かばない、昔はできていたのに今まったくできない、みたいなことが時々起こります。

 そういう時、人は思考の迷路にハマった、というのかもしれません。

 個人的には、人間らしい人間を描写しようとする創作活動においては、迷路は存在しないと考えています。
 物語は、人生と違ってふわふわ向きを変えたりはしません。
 寄り道はあっても、本筋の目的を無視してずっとその描写を続けるというのは、創作物として矛盾しています。
 
 この場合、創作活動中に起こっているのは、一直線に進んでいる途中で遭遇した障害物への対処に悩んでいるという状態です。

 たとえば、地面を掘り続けていけば、最初は地面も柔らかく、手でも掘り進めていけます。
 途中でスコップやシャベルに変えていけます。
 自分の手持ちか、もしくはちょっとホームセンターにでもいけば、進むための道具は手に入ります。
 ただ、そこから先は、重機が必要になったり、もっと大がかりな機材が必要になってきます。
 地殻にぶち当った時、自分の手持ちではもうそこを掘ることはできません。

 同様に、海中を深く潜っていくのであればどうでしょうか。
 息を止めて素潜りすれば、ある程度の深度まではいけるでしょう。
 酸素ボンベをつければ、もっと奥までいけるでしょう。
 しかし、もっと先にいくには潜水服が必要になってきます。
 さらに奥には、潜水艦などがないと、水圧で潰れてしまいます。
 これは手持ちではどうにもならないことです。

 では空中は。
 ジャンプする、高所へ移動する、山に登る、飛行機に乗る、ここまではできます。
 ただ、成層圏まで進もうとすると、人が耐えられる気温ではなくなり、酸素もなく、宇宙服や宇宙船が必要になってきます。
 これは手持ちではどうしようもないです。
 
 こうなった状態でネームが書けない、ということが起きた場合は、長い時間をかける以外に突然自己解決することはありません。
 この状態だということを自覚せずに誤魔化していくと、思考は硬化して取り返しのつかないことになったりします。
 
 やらなければならない〆切りや仕事がある時は、すぐに人を、編集者を頼って頂きたいと思います。

 編集者は、作家の助けとなるべき人間です。
 重機は持ってないですが、作家が手持ちではどうしようもない困難に直面した時、それを見抜けず放っておくのはよくないです。
 ちゃんと仕事しろって話ですよね。

 もしかしたら、担当の編集者は、同じような思考の壁にぶち当たっていて、それを壊して進めた人かもしれません。
 また、そこを通れていなくても、同じ壁に一緒にぶつかってくれる人であるかもしれません。

 今は編集者が漫画家を選ぶ時代から、漫画家が編集者を選ぶ時代に、ちょっと変わってきているかもしれませんね。
2018/02/05 人の噂というのは
 口さがない!

 今年の更新は、どれだけ邪推が世にあるか、ということを身に染みて感じたことからです。

 よくもそんなに悪い方向に尖りきった想像力働かせて人に話ができるな、という話題です。

 とはいえ、創作物に携わる人間なら、いろいろと夢想することがあっても不思議ではないと思います。
 自身の話を強化・正当化するために一番早い方法は、データや統計や証拠をイチから提出していくよりも、他人を貶めて「あちらよりこちらのほうがマシ」と信じ込ませようとすることだと思います。
 それを商魂というかはまた別の話として。
 この業界、わりと抜き身の悪意に晒されること、多いと思います。
 嫉妬なのか執着なのか、覚えのない粘着を受けた経験がある方も、いらっしゃることでしょう。

 このことはひとつの経験として、今後にいかしていきたいと思いました。
 無駄に凝った悪役を創作しなくても、十分伝わるようなタイプの人は、結構いるな、と。
 さて、そんな噂が好きな他社の話は置いておいて。

 今年は、そろそろ弊社の仕事の紹介というか、携わった書籍や雑誌や電子書籍作品の一覧を更新しなければな、という目標を掲げています。
 ただ、関わっている仕事の中には、「これどう説明すればいいんだろう?」みたいなものもあります。
 仲介として、作家さんのマネージャーのような形で連絡役だけしている、というのもあり、これはうまく説明できません。

 作家さんが個人で全部処理しているパターンもありますが、この時代に要求される執筆仕事以外のことって、結構多いなと感じます。
 その負担を、出版社や配信会社や編集プロダクションは、代理として行うことがわりとあります。
 たとえば、電子配信時代の前に描き下ろし、単行本にはなってない作品の、電子化・再書籍化、とかですね。
 そういうお仕事も、弊社では行っております。
 死蔵されてしまう作品も多いのですが、新しく人の目に触れていく作品もあり、こういうのは続けてやっていけるといいなと思います。

 また、電子配信での各描き下ろし作品タイトルも、順次載せていければと思います。

 説得力はございませんが、今後の更新予定になります。
2017/07/27 趣味嗜好
 最近、お声掛けさせていただく作家さんを探している時に、雑誌で作品を読んで、ツイッターやブログなどを見つけて、呟きや言葉遣いなどを見ていくのが楽しみになってます。
 その人の趣味がストレートに出ているものはどれも楽しく、ソシャゲのスクショ等は時代だなぁと感じつつ、練習や努力を続けていらっしゃる方は尊敬するなと思う日々です。

 プロフィールを見つつ、どこどこの雑誌で描いているという情報を見ながら、その雑誌ってそんなに掲載枠あった?と疑問に感じているんですが、たぶん不定期連載枠がある程度あって、出来次第掲載なんだろうなと思うことがあって、そんな時にふつふつと湧き起こるイケメンへの羨望と嫉妬が止まりません。
 まぁ、それは別のお話。

 仕事をするだけなら、別に個人的な趣味嗜好みたいなものや、個別の事情にわざわざ土足で踏み込んでいく必要はないかもしれません。
 けれど、編集と作家はひとつの作品を作る上で、共通の言語をお互い作り合う必要があって、その代替言語として「作家さんが好きか知っているもの」をまず引き合いにすることが少なくありません。
 キャラの設定やデザイン、もしくはストーリーに対して、「●●(作品名)」の「●●(キャラ名)」って子いるじゃないですか?とか、「●●(映画名)」の「●●(シーン)」と同じ状況です、とか、そういったものがお互いの頭に入ってると、理解が早くなる確率が高くなります。

 うわさ話ですが、とある編集さんは、作家さんが構図を悩んでいると、膨大な知識のストックから「あ、これですね」と他の作家さんが描いたことのある構図を写メですぐ送ってきてくれるとかなんとか…。
 生き字引…。

 これは編集側が作家側に寄っていくべきことで、作家さんが原稿以外にかける時間をなるべく少なくするという目的があります。
 なので、編集側はせめて浅く広くでもいいので、知識量を増やしていくことが責務みたいになっています。
 もちろん「この通りにやって」というものではなく、最後に壁を破っていくのは作家さんなので、編集側はその壁に破壊工作を仕掛け、脆くしたり耐久を弱めたりするのが目的ではありますが。

 話を戻して。
 とどのつまり「何が好きか?」というところから入っていこうとした場合、必然的に個人的な事情に立ち入るわけです。
 私もそうですが、それを聞かれないのに「自分はこれが好きでこれのここが良くて〜」と話をぶった切って語れません。
 やはりある程度、「語ってください」みたいな呼び水が欲しいのです。

 編集・配信サイドが「これを作りたいからこれを読んでor観て」というのもあるかもしれませんが、その中で作家さんの個性を出すためにも、好きなものを知っておく必要があるのです。
 好きなことができている時ほど、モチベーションも上がると思いますし、苦手なことをずっとやらされている時は、作業効率も上がらないものと思いますので。

 と、ここまで書いてみて、個人的にそういう行動原理で動いているせいで、いつも初回メールが長文になって、読む人が読んだら「うわっ…調べすぎキモっ…」みたいになることもあるかもしれません。
 ご容赦いただけると幸いです。

 あとは、時代的に「仕事のやりとりはメールのみ」とか、会ったり電話したりは苦手なのでやりません、とかも、まぁ、ちらほら見受けられますね。
 その場合は、立ち入らずに依頼後は納品と報告のみのご連絡、という感じでしょうか。
 相性もあるので、なんとも言えないですね。
 ただその場合、特別なことは何も必要にならないので、誰でもできる仕事として始めるには十分なのかなとは思います。

 最近はほんとに、娯楽が増えました。
 個人が普通に自分の興味の範疇で生きているだけでは、目に触れることさえないようなものも、あるんだなぁと。
 1年も半分以上過ぎましたが、常にそんなものあるんだ!?という驚ける情報に触れていければと思っています。
 それを仕事に役立てようと思いつつ。

 それではまた。
2017/04/14 深夜テンションって好きです
 多くの漫画家さんに、「制作過程でどこに一番時間がかかりますか?」と聞くと、だいたいネームと答えをいただきます。
 出ない時はほんと出ない、と。
 出る時はすぐ、というのもあります。
 期間的には1〜2日で出る場合もあれば、1か月経ってもできない、とまぁ、ページ数とかジャンルとか差異は省くとして。

 ネームに関して言うと、朝型か夜型かぱっと見ですぐわかるわけではありませんが、時々「あ、これ深夜3時くらいに一気に描きましたね?」みたいな仕上がりに出会えることがあります。
 具体的には、躍動感にあふれ、感情的で、ジャンルによっては煽情的、心情描写は1・5倍くらい直接的で、そして時々些細な部分で辻褄がまったく合っていない、というのが共通です。

 とても良いセリフ、表情、コマ割りがひとつのネームの中におさまった状態は素晴らしいの一言で、なんていうか…あぁ、エモい…と。

 創造的な分野については、朝型、昼型、夜型、深夜型それぞれに特徴的なクセみたいなものが現れると、私は思ってます。
 個人的には
 ・深夜→心情に訴えるクライマックスの作成
 ・朝→新作・新章・新しい世界観・人間関係などの設定、整合性の確認
 ・昼→話の繋ぎや展開、プロットなどでの全体確認、情報収集、外部刺激によるインプット、発想を取り入れるなど
 ・夜→個々が発するセリフや言い回しの推敲、練ってきたものを絞り出す作業、閃き待ちの打開案
 各工程でこの時間帯に沿うと効果があるのでは?と思っています。

 たとえば、深夜に書いたラブレターを翌朝見ると「よくこれ書けたな昨日の自分!?」と思うくらい恥ずかしい経験はあるかもしれませんが、逆にそれは「夜にしか書けない」ことです。
 自分のリズムに合った活動時間帯を仕事にあてるのは間違ってはいませんが、もし行き詰まりを感じる箇所ができた場合、創作時間帯をずらしてみるのは効果的かもしれません。
 
 朝のほうがガンガン下ネタ出てくるとか、18禁系の描写は朝の方が気が乗る、みたいなこともあるとは思います。
 夜の方が物事を冷静に分析して自分の中に取り入れられる、みたいなこともあるかと思います。

 最初は、やり方を変えるのに戸惑いがあるかもしれません。
 ただ、行き詰まりがひどい場合は、少し環境を変えてみたり、過去にクリアできた記憶をたどってみたりして、時間帯を変えてみるのはいかがでしょう。

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